重度障害者の仕事をしてみて思うこと。

老人介護、誰もがする立場にもされる立場にもなると思う。若くして自分が死んだりしない限り、、
重度障害者、、それは誰しもなる確率はある。でもならずに一生を終えることの人の方が断然多いと思う。

だから重度障害者になってしまった方は、たいていなんで自分がと思い障害者である自分を受け入れるのに時間がかかるはずだ。意識(頭の中)は健常者と何も変わらないのに、首から下が待ったく動かなくなり、ご飯も口から食べれなくなり、喋ることもできなくなってしまうALSになってしまわれた方は、ほんとうに気の毒だと思うし、自分はならないとは限らないが、、

なってしまった方は自分の病気を受け入れられず涙をながされる方がほとんどだ。

なので重度障害者の方の介護はお年寄りの介護に比べるとかなりの繊細さと相手をどれだけ思いやれるかの優しさと、例え理不尽なことを言われても、笑顔で受け流し、怒られたりしても申し訳ございません。と言い返すことなく受け止めれる人しか続かないと思う。

なので障害者の介護の仕事をされている方は、お年寄りの介護をしているスタッフより圧倒的に
優しい方が多い気がする。しかも言い方は悪いがお年寄りの介護はほぼ流れ作業であり、早く終わらすことしか考えていない人間が多い。

だが、障害者の介護はいかに丁寧にするか、障がい者の方の心情に寄り添えるかを大事に考えて仕事をされている方が多い。この記事を読んでこれから始めて介護をされる方は、自分はどっちに向いているのだろうかと考えると思われる。

給料面、体力面で楽なのは重度障害者訪問介護である。だが、自分のプライドを捨てる自信がない人は、まずは老人介護からはじめたほうがいいと思われる。

老人、それは何十年後かの自分の姿である、だが障害者は自分とは違う人間、自分は障害者になんてならないと思っているような方は、障害をもたれている方に失礼でしかないのでやめといて頂きたい。

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